チーズは見つかった?

ライトノベルを中心に本の読書感想文を書いています。レビューはほとんどせず、自分の思ったことを素直に書いていきます。

 

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ソードアート・オンライン 9 アリシゼーション・ビギニング ※ネタばれあり 

あらすじ

去年の春からユージオとキリトは《天職》を与えられた。それは巨木、《ギガスシダー》を切り倒すために樹に斧を入れ続けることであった。初代の刻み手から数えて、ユージオとキリトが7代目であり既に三百年以上の時が費やされているのだという。斧を振り続ける毎日の昼に、村長の娘、ユージオ、キリトと同い年のアリス・ツーベルクが弁当を届けてくれていた。しかし、食べ物を早く食べないと《天命》が尽きてしまう。天命が尽きた食べ物を食べると、腹痛その他の症状を引き起こす。ただし、寒いときは長持ちする。そこで、キリトは氷を持ってくれば食べ物が冷えることを思いついた。三百年前の昔話に、川に氷が流れてきたベルクーリが北の洞窟まで行ったというものがある。そこで三人は休日に北の洞窟へ行った。果たして、そこには氷があった。また、昔話に出てきた竜の骨と《青薔薇の剣》・財宝もあった。氷の柱の根本を蹴り、折れた氷を集めた。そして帰るときに二つ道があるが、入り口がどちらか分からなくなっていることに気づいた。とりあえず、片方の道を進んで出口まで来たところ、ダークテリトリーとの境界に来てしまった。遙かかなたの空では整合騎士と闇の軍勢の竜騎士が戦っていた。戦いは互角に思えたが、整合騎士が勝利した。そして闇の竜騎士が三人の目の前に落ちた。三人の方に手を伸ばし力尽きた様子を見たアリスは反射的にダークテリトリーに歩き出してしまった。キリトが静止の声を出したときに、アリスが足を絡ませて倒れた。アリスが倒れたばずみで、前に伸ばされた右腕が二十セン程、ダークテリトリーに出てしまった。翌日、先の整合騎士、デュソルバート・シンセシス・セブンがルーリッドの村へやってきた。村長がデュソルバートに話しかけたところ、返答があった。返答内容はこうだった。アリスがダークテリトリーに侵入したという罪のため、アリスを捕縛・連行し、審問ののち処刑する。

感想

いきなり《アンダーワールド》と呼ばれる仮想世界の話から始まるから戸惑いを覚えるものの、スローペースながら読み進めることはできた。

アリスが連れて行かれる場面で、村の誰もが整合騎士の命令に従い、アリスを助けようとするキリトを地面に押しつけてしまう。抗議の声すらない。これは異常だ。ユージオも体も動かなければ声も出せない。ユージオの情けない姿を見たアリスは微笑を返して、連れられていってしまった。最後に微笑み返すことができるなんてアリスは心が強い。空元気かもしれないが、ユージオを思いやって微笑んでくれたのだろう。三人の関係がこれで終わりになるのかと考えると、あっけなさに悲しくなる。

と、ここまで書いたのだが、キリトが仮想世界にダイブしたときの記憶はほぼ完全にブロックされる。その上、後でキリトが再びダイブしたときに読者が分かることだが、キリトが仮想世界にいたという事実がなくなっている。だから、アリスとの思い出はユージオだけが持っていることになる。

キリトとユージオが再開したときは、二人の反応は初対面のそれであったが、私は嬉しくなった。二人なら、また以前の関係を取り戻せるような気がしたからだ。

アリスは生きていると信じていると言ったユージオに対しては言葉が出なかった。生きてたらいいよね、なんて応援するのも無責任かなと思ったためだ。アリスを大事に思っている人の言葉でないとユージオには伝わらない。かつてのキリトだったら伝わったかもしれないのに、と考えると少し悔しい。でも、ユージオがアリスを大切に思い続けているということには心地よさを覚えた。

ユージオの性格がよく分かったような気がする。まず、キリトの前では優しかったり、明るかったりする。それに加えて、アリスを救えなかった過去を持っているため、二度と同じ過ちを繰り返したくないという思いがユージオの行動の原動力になっている。だから、必要なときには思いがけない行動をすることもあり、ハラハラさせられた。憎めない性格だなあと思った。

ユージオとキリトが新たな道を進むことになり今後も楽しみだ。

ゴブリンの隊長、ウガチはキリトに片腕を斬り落とされる。しかし、全く怯まずにキリトに反撃し一太刀浴びせる。なんという強さ。それに対してキリトは受けた傷の痛みで立ち上がれなくなる。キリトぉお、立つんだぁあって思わず力んでしまった。キリトを助けようとしたユージオが瀕死の重傷を受けたときに、キリトの以前の記憶が蘇り、今度こそ大切な人を守るという思いがキリトを立たせた。絶叫したくなった。
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